2009年04月15日

新工場




平成 九年 三月 二十二日  


先ほど、夕方の点呼が終わったばかりで、日記帳を開いている




今日から新しい工場での作業となる


今までの第十四工場と違い、少々狭くなったが、新しい工場なので

やはり気持ちがいいものや


教は備品の点検や、機械の設置に終始した一日だった


明日からまたここで頑張らねば




そして先週から独居房での生活になったので、気分も楽である

今までは就寝時刻の前にみんなで布団を敷いたのだが

ここだと、21時の就寝時刻まで、このままでくつろげる


ワシの性格にはピッタリの生活リズムやな (;´Д`)y─┛~~





さて、この日記も残り少なくなってきた


あと数十枚を残すところとなる


もう少しで日記も終わり ということ







どういうことか?





( ̄ー ̄)ニヤリ  







つまり、






待ちに待った出所です。






 『雑学生活3 〜人生に役立つ情報源〜』


 生活、健康、ビジネス、科学等あらゆるジャンルで

 専門家の役立つ情報を紹介しています。

 一般の情報誌では入手できない貴重な情報源です。

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2009年04月13日

手紙の返事



先だって、子供達に書いた手紙の返事が届きました。





長男からの手紙 〜



お父さんへ


お父さん御元気ですか、ぼくは元気です。

この前は手紙ありがとう、すごくうれしかったです。

お父さんはすごく御仕事が忙しいみたいで、

なかなか帰って来れないですね

ぼくはとてもお父さんに会いたいです。

でもお父さんが仕事を終わらせて帰って来るまで、

ぼくはお父さんの代わりに、お母さんを助けて

頑張っていますから安心してください。


お父さんも体に気をつけて御仕事を頑張って

早く終わらせて帰ってきてください。

     待っています。        ●●より






長女からの手紙 〜



大好きなお父さんへ


お父さん元気ですか○○○は元気です

このあいだはお手紙ありがとう、すごく嬉しかったです。

もうすぐ一年生になります。七日が入学式です。

また写真を送るから見てください


それから少し遅れたけど、お誕生日おめでとう

○○○ももうすぐ七歳になります。

お父さんに早く会いたいです。

だから早くお仕事を終わって帰ってきてください。

からだに気をつけてください。待っています。  ○○○より



(便宜上、適所を漢字に変換しています。)






こうして子供達もワシに手紙を書けるように成長したんだな、と思うと


塀の中にいるワシは情けないやら何やら、複雑な気持ちになる


家族が成長している中で、ワシひとりが取り残されているような……




とにかく、家族が無事に毎日を送れている事に感謝せねば

妻に感謝です。
posted by 賢 at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

読書

  --- 四月一日(土) 晴れ ---



 つい先ほど、朝のテレビの時間に本を読み終えました。



 大石順教と言う一人の尼僧さんが書いた「無手の法悦」
 という本で、
 大変感動しました。(詳しくは後記で)



 義父に両手を切り落とされ、波乱万丈な人生を書いた
 自叙伝的な本ですが


 先ほど全編を読み終えて感動しています。






 得難いものを得たという気持ちで一杯になり、

 本を読めて心から感謝しています。




 皮肉なもので、

 こうして素晴らしい本に巡り合えるのも、
 此処にいたからこそであり


 人間の一生と言うものは、
 不思議な縁や力によって
 生かされているのであろうと思い、


 この生かされていること自体が有難い事で、、


 しっかりこれからの日々を送らねば、と
 今、しみじみと思う





 娑婆にいればこのような本に巡り合うこともなけりゃ、
 こういう人物や背景を知る事もなかっただろう。





 まぁ本だけやないが、こういう自分で気付く事を
 積み重ねてこそ、

 ムショという処で更生できるのやと思う。




 規律に縛りまくった生活をさせたからといって、
 人間ちゅうのは

 なかなか、変わるものではない


 
 それが証拠に、ムショから出て行ったほとんどのモンが、
 再び戻って来る……






 ところで妻から手紙が届いたのですが、色々と書いてあり、

 この前、子供たちに手紙を書いたのを子供らが読んで、
 とても喜んでいたと書いてあった (;´Д`)y─┛~~





  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 編集後記 ________

(※) 

 大石順教 「 無手の法悦 」 http://s-url.jp?33953

 道頓堀に生まれた「大石よね」は15歳の時、
 芸妓への道を目指し「山梅楼」の中川万次郎という人の
 養女となります。


 明治末期、大阪の堀江で狂乱の父親による
 「堀江の六人斬り」という
一家惨殺の殺人事件がありました。


 大石よねは両腕を切断されながらも一人だけ
 生き残りました。
 17歳のことです。


 今日では身体障害者への偏見も薄らいできていますが、

 福祉制度などない明治時代の話です。


 両腕を失い、家族を失ったよね子は
 話題の事件の被害者として

 身障者である自身の姿を見世物とし、
 寄席や地方巡業で生計を立て

 両親を養う日々が続くことになります。

 苦難に耐え、妻となり母となり、やがて仏門に入り
 大石順教として出家し、

 自らの境遇に照らし、多くの身障者の救済のために
 生涯を捧げたのです。 


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posted by 賢 at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月04日

写真面会



七年三月二十四日(金)  遡って書きますが……
 


朝から暑い一日だったが、今日はいい日や





午前中、官がやってきて工場の食堂で、写真面会を行ってくれた。






送られてきた写真は8枚、

すべて子供たちがそれぞれのポーズで写っていた。





●●(長女)が随分お姉さんらしく成長しているのには驚いた

そして■■(長男)も、▲▲(次女)も

それぞれ成長してうれしく思う



親は無くとも子は育つ・・・というが本当やな (;´Д`)y─┛~~







そして今日は三月生まれの者が各工場から集められ、


誕生会が開かれた。





内容は、赤飯の幕の内弁当と、すまし汁、羊かん2切れ

というご馳走を

テレビを観ながらいただきました。



見せてもらったテレビは「演歌の花道」という番組で

五木ひろしと川中美幸が出演していた






正月以来の赤飯なので、大変おいしく頂きました (´-`).。oO○


 


後ろの列を見ると、二十一工場で一緒だった三郎の顔が見えて

たいへん懐かしく思った。。。





他にも、何箇所かで一緒だった者たちが何人か……とても懐かしかった





次は来年の三月まで会うことはないと思うが、

まぁ無事に、また顔を合わせられるようにと、

そして皆が健康でいられるよう、そう願った一日でした。








◆身近で「うつ病(症状)」の人が。その時あなたは


心が疲れているあなたにおくります。

だから心を込めて書いてみました。

良かったら、相談してください。心の扉は開いておきます。


 
【爆新流】教えて!身近で「うつ病(症状)」の人が!
 
 その時あなたは……

http://www.lovewaza.jp/r/YmhfNWo=.html

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◆通勤時間をひと工夫。あなたの生産性を15%向上させる方法とは?

あなたは働いてますか? 通勤時間はありますか?

サラリーマンなら必ずある通勤時間

この通勤時間をひと工夫して、あなたの生産性を15%あげませんか?

目からウロコの一工夫です


「通勤時間をひと工夫。あなたの生産性を15%向上させる方法とは?」

http://www.lovewaza.jp/r/YmhfZGg=.html

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posted by 賢 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月03日

出し子がパクられた




出し子がパクられた






先日の新聞に報道されていたが






振り込め詐欺の「出し子」 

つまり、ATMから現金を引き出す役を担う者





これは大いにリスクがある、当然や

防犯カメラに写るからな( ̄〜 ̄)





しかしここから上には普通、たどり着かない

元締めたちは捕まらないように策を立てているし





何より、警察がそこから手を伸ばすのは……






通帳を転売した主



つまり通帳の名義人

善意の第三者であることを証明できない限り、通帳名義人は捕まる事となる



たとえその名義人が健全な一般市民で、カネに困って背に腹をかえられず
通帳を二束三文で売り渡した……としてもだ。



まぁ、そんな場合、ちとお灸をすえられて帰してくれるとは思うが


これでシャンシャンシャンと手打ち






振り込め詐欺師のトップは捕まらない



ここにも、世の中の歪んだ構造が見え隠れする






ある程度、裏を取って

組織の幾らかを壊滅させるだけの準備ができないと、上には手を出さない


あんまり詳しく書くとマズイんで、この辺で…( ̄ー ̄)ニヤリ
posted by 賢 at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月02日

高齢受刑者


高齢服役囚





ちょっとした内部事情やが


先日テレビでも取り上げていたが





高齢の服役囚たち





よほどの事情がない限り、刑務所に送り込まれるような事は起こさん

と、思われるでしょう







しかし現実は、高齢受刑者らは大抵、繰り返し出入りして


それもチンケな事件で、まさに懲りない面々なのや( ̄〜 ̄)







若い頃は勢いに任せて、そこそこ悪さをしても、高齢になると出来ん

しかし、年を重ねるにつれて社会で受け入れられない自分の居場所は……









結局、ムショ

と考えるようになる。









これは紛れもない事実、高齢受刑者をみていると思う。

しかも長年、ムショの厳しい生活に慣れると、

それが厳しい生活と感じなくなる







高齢者向けの作業があり、施設も一般とは違う




最近は何ヶ所かの刑務所に集中しているが、昔は分散していた

国も施設を改装したり、職員不足を補強したり対策を講じてるわけやが…











体に支障というか、まぁ高齢にもなれば「何処かしこ」 悪くなるもの

そんな高齢者専用の房はナント、










暖房が効いてる(-_-メ)









ま、そんな高齢者が出所したところで

娑婆に出て、身寄りもなく、仕事もなければ……  もちろん金もない









常習犯なら、ちょっとコンビニやスーパーでパンでも万引すりゃ

刑務所に戻れる









普通なら裁判で執行猶予付きで放免となるが

つまり出来心と判断されるような事件なら、
少々、オマワリさんから灸をすえられて家に帰してくれるのがオチ

なのだが・・・・・







そんな高齢受刑者は世間でなく刑務所でしか生きられんのやろうな








身体が悪ければ、もちろん医療従事者により手厚い看護もしてくれる





車椅子もあり、薬ももらえる

風呂はもちろん、髭剃りや爪切りまで職員の手によって

まさに、介護施設そのもの、なんら変わりはない





いたれり尽くせり






違う点は






社会から隔離されているというだけ


場所が刑務所というだけで、介護保険も、料金も何も関係ない

……となれば、生きる術(すべ)が見つけられない高齢出所者にとっちゃ








ムショがありがたい場所となるわけか……








これは国が定めた保護措置なのやから

少々歪んでるが

これが世の中の「仕組み」ちゅうものか…( ̄、 ̄








ただ、懲罰房のワシは熱が出ようが見向きもされんかったが…… 

                         
                          それは次回に
posted by 賢 at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月20日

発信制限


逮捕された瞬間から、外部との接触は一切絶たれる



唯一、制限を受けずに接触を許可されているのは

弁護士だけで・・・

官に立ち入られる事もなく面談できる


しかしそれも判決が確定するまでだが……





面会や信書による接触が許されているのは

留置場以降は親族のみ



しかも官の監視下に於いて






手紙は留置場の時点からすでに、内容を把握されての発信となる

留置の場合、担当警官が手紙をサラッと読んで許可をする




そういう手紙を受け取った事がある方はご存知だろうが、

便箋にさくらの刻印がされてある





まったく関知されずに交信できるのは弁護士のみ






あれは拘置所での出来事や・・・・・



監獄内でも郵便切手やハガキは購入しておくことが出来る

ある日、ワシは新聞に載っていたある応募券を切り取って、

ハガキに貼り、差出願いをした。





すると官が 

「これは許可できない、この紙を剥がせ」という



「どうしてでっか?こりゃカタログの応募券ですがな」


「いや、規定に反する、認めない」 と





「んなもん、納得できるかい!上官に面談させい!」



拘留中の現場処遇に不服があるときは

上部に申し立てが出来るのである。





かくして、所長なのか誰だか忘れたが、面談で

ハガキの件での不服を申し出ると



「文書のみ許可をするのが普通で、こういう物を細工するなら、

   例えば証拠隠滅に利用したり・・・という可能性も

        無きにしも非ずだからな、許可出来ない。」




あきれてもモノも言えん ┐( ̄ヘ ̄)┌



わずか1cm四方にも満たない新聞紙を切り抜いた紙っぺらに、

どうやって証拠隠滅の細工が出来るというのか?



「そんなもん、封書の切手のが大きいやないか!?」


そう言ってはみたものの、

ラチがあかないのは判っているので諦めた




ま、拘置所まではこういう反抗的な態度も多少やれる






これが刑務所だと即刻、懲罰房行きとなる。




懲罰房の厳しさと言ったら、まさに奴隷以下

人間扱いなどされんからな


しかも官の胸先三寸で普通の受け答えが「担当抗弁」にされて、

懲罰期限が過ぎても出してもらえなくなる。



ここで死んでしまう懲役も、ぎょうさんおるのや

しかし報告は病死とか、な……( ̄、 ̄





懲罰房についての話も、また折を見て…( ̄、 ̄


posted by 賢 at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月13日

新浴場


五月二十三日





今日は入浴日だった。



いやいや本当に驚いた!




作業が終わって浴場に入ってビックリや!



なんとキレイな浴場!




いままでの、あの狭い暗い汚い浴場とは比べ物にならん





広いし、何より1人ずつ鏡付きの洗い場があるやないか


それにシャワーも付いてる




見たときには本当にビックリした



まるで温泉街の浴場のようで、

思わず娑婆に出てきたのかと錯覚するくらいや





湯上りも、今までより気持ちよくて、

今夜はゆっくり休めそうや(笑





ホンマ、懲役生活が長いと、こんなことが極上の幸せになるのや



娑婆に戻ったら天国のような毎日やと思う




せやから言うて、自堕落な生活はしないように

その人生を充実して生きることが何より大事な事やと思う




間違っても、ここには戻らんように生きねば 




こんなワシにもお便り下さいな(;´Д`)y─┛~~

人生相談、裏の世界、何でも・・・



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  2度の破産からの生還

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2009年03月06日

新舎房


平成七年五月二十二日




連日の日記です




今、夕方の点呼が済んだところですが


今日から新舎房に移転した。





昨日までの二区と違い本当に美しい舎房です




おんぼろアパートから新築マンションに引っ越したような感じ

何もかも整っていて、とても気持ちがいい





同じムショの中で、
こうも差があると何となく自分は優遇されていると思い


これからもしっかり勤めなければ、という気持ちになる





これからまだ2年は過ごさなければならんから、
暮らしやすい環境が有り難い


次の日曜、免業の日には部屋の隅々までキレイにしようと思う







こんな些細な事に幸せを見出すのやから、
懲役ってのはエライもんやな(笑



今日も整理整頓にあれこれ忙しいから、日記はこの辺で・・・・
posted by 賢 at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月03日

五月雨





  平成七年 五月 二十一日



昨日と違って今朝は激しく雨が降っている。





五月に入ってからは日曜日になると雨が降る

先ほどラジオの天気予報でアナウンサーが余談として話していたが

五月と言う月は雨が多いらしい……






今、こうして日記を書いているのだが、この部屋で日記を書くのも

今日で最後となる。。。。。( ̄、 ̄





いや、 出所ではなくて





新たな房が建設され、転房になる






引越しは明日の夕方、作業後に行うらしい

思えばこの独居房で過ごしたのも、ふた月あまりか






やっと狭い所に慣れたのだが、次の房は聞くところによると


この部屋の倍以上あるらしい

とは言うものの、タタミ3畳ほどの広さなのだが(笑

つまりココは一畳ちょい、大人ひとりが寝たら身動きとれん

いかに窮屈なところで生活していたことか・・・




それに新築であるから、何もかも新品なので気持ちがエエはず

その程度の事でも喜びに感じるのやから、懲役という生活は……






しかし、什器やコップ、ハンガーはこれまでの物を使うらしい


ともあれ

新しい処で心機一転、頑張ってみようと思う。




そこで出所を迎えられるまで、しっかり過ごさねばと思う





今も外は雨が降っています。


先ほど、ラジオで大相撲夏場所の千秋楽が終わった

優勝は貴乃花でした、曙は完敗でした。






さて、同じ独居房でも、懲罰房の厳しさといったら。。。( ̄□ ̄‖



そこらへん、また綴ります。
posted by 賢 at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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